- がん(癌)で5年生存率が病院のホームページに書かれていても、データの取り方で治療成績は変わります。
- 治癒が期待できる患者、長期生存が期待できる患者だけを治療していれば、当然ながら開示成績は良好になります。
- 他の医療機関へ転院した患者をどこまで追跡しているかによっても治療成績に関与します。
- 治療対象の患者背景によっても治療成績は変わります。元来は身体が丈夫な人ならば思いきった治療ができ良好な結果が期待できますが、もともと身体虚弱な人を多く治療している病院では結果が悪くなりかねません。
- 治療成績が多少悪くなるにしても、後遺症など患者の負担が少ない治療を患者と話し合いの上で積極的に行っている病院では治療成績は多少悪くなるかもしれません。その代わりに患者の満足度は高くなります。
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